新潟県は胎内市の採卵鶏農場で3日、高病原性鳥インフルエンザを疑う事例が確認されたと発表しました。
県によりますと3日朝、胎内市の農場から下越家畜保健衛生所に、「死亡羽数の増加などの異常がみられる」と通報がありました。下越家畜保健衛生所が立ち入り検査を行ったところ、A型インフルエンザ簡易検査で陽性が確認されたということです。現在、中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を行っていて、陽性が確認されれば新潟県内では今シーズン初の高病原性鳥インフルエンザとなります。
この農場ではおよそ63万羽の採卵鶏を飼育していて、県は飼養家きん・生産物などの移動制限を指示し、立ち入り制限と立ち入り時の消毒の徹底などを指示しました。
県は3日午後から会議を開き、今後の対応について情報共有をするとともに県民に対しては「これまで鶏肉を食べることで鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは報告されていない」などと冷静な対応を呼び掛けています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









