任期満了に伴う来年4月の長崎市長選挙に、田上富久市長が立候補しないことを9日表明しました。
4期にわたり長崎のまちづくりと平和行政に力を注いできた田上長崎市長。

田上富久 長崎市長:
Q.きょう公にされるということで今のお気持ちをお聞かせください。
「自分の中では整理できてますのでそういう意味ではスッキリしてます」

来年4月の市長選について年内に態度を表明するとしていた田上市長は9日の市議会最終本会議で出馬しないことを表明しました。



田上富久 長崎市長:
「私は今期を機に長崎市長としての立場を離れ、5期目を目指さないという決断をいたしました。まちづくりは10年単位で考える必要があると常々申し上げてきました。これから本格的に始まる新しいステップも少し時間のかかる作業になると思います。であれば、それは新しいリーダーのもとでしっかりと進める方が良いと思います」
不出馬の理由については多選批判ではなく市政運営の継承だと語りました


田上富久 長崎市長:
「まちづくりの流れの方を重視してその中でどういったかたちでバトンを繋いでいくのがいいのかっていうことが私の最大の物差しで、5期目ということが大きな支障になったということではありません」