中国政府は、宇宙飛行士3人を乗せた有人宇宙船の打ち上げに成功したと発表しました。3人はおよそ半年間、中国が建設した宇宙ステーションに滞在する予定です。
記者
「エンジンに点火されました。オレンジ色の炎が光っています。ゆっくりと高度を上げていきます。爆音と熱風が押し寄せています」
日本時間1日午前0時44分、ロケットに搭載された有人宇宙船「神舟21号」が中国内陸部にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。
中国当局は、およそ10分後に「神舟21号」はロケットから正常に分離して、予定された軌道に乗り、打ち上げは成功したと発表しました。
中国が独自に建設した宇宙ステーション「天宮」には、日本時間午前4時22分にドッキングし、これまでの最短記録になったということです。
「神舟21号」には男性の宇宙飛行士3人が搭乗し、そのうちの1人、32歳の男性は中国人宇宙飛行士としては史上最年少となります。
「神舟21号」の3人は、半年前から「天宮」に滞在している3人と交代して、これから半年間ほど宇宙に滞在する予定です。その間、生命科学や宇宙医学、新技術などに関する27項目のプロジェクトを実施し、船外活動のほか、マウスを宇宙空間で飼育し、無重力の影響などを調べる研究などが行われる計画です。
中国は世界の宇宙開発をリードする「宇宙強国」を目指していて、有人の月面開発を目指す「嫦娥計画」を2003年に開始。去年は、無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取した土のサンプルを世界で初めて地球に持ち帰りました。
また、2030年までに中国人初となる月面着陸を成功させ、2035年には月の国際研究基地の基礎を建設する計画を発表するなど、積極的な宇宙政策を推し進めています。
一方、アメリカも宇宙飛行士による月面探査プロジェクト「アルテミス計画」を進めていて、米中の競争は宇宙開発の分野でも激しさを増しています。
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