山口県長門市の中学校で31日、元大相撲力士・豊真将の錣山親方の講演会がありました。

深川中学校が進めるキャリア教育の一環で行われたもので、280人の生徒と保護者が出席しました。

錣山親方は下関市出身。現役時代は豊真将のしこ名で、最高位小結も務めた人気力士でした。現在は錣山部屋の親方として後進の指導にあたっています。

錣山親方
「高い目標をもって長い目で見て運動、練習、勉強そういうものをやっていかなければいけない」

錣山親方はふるさと下関への思いを交えながら、目標を持つことや努力することの大切さを話しました。

講演を聞いた中学生
「一日一日を大切にという話があって、受験を控えているので毎日、礼儀だったり、勉強だったりをコツコツ積み重ねていきたいなと思いました」

錣山親方
「みんなはこれから成長して巣立って、都会に行ったり、そういうところだと思うんですけど、自分の故郷というものを忘れず、力に変えていってもらいたい。そういう思いが伝わったらいい」

生徒たちは現役力士たちと相撲をとるなどして交流しました。