10月30日午後、徳島県三好市の観光名所「祖谷のかずら橋」近くから約10メートル下に転落して、高齢男性が死亡した事故で、警察は死因は、頭部を打撲したことによる頭蓋内損傷だったと発表しました。

 死亡したのは静岡県袋井市の自営業、松尾章司さん(75)です。

 警察によりますと、30日午後3時10分頃、「祖谷のかずら橋」の料金所の職員から「70代の男性が橋の10m下に倒れている。呼びかけても反応しない」などと消防に通報がありました。

 消防隊が現場に駆けつけたところ、かずら橋の南詰から約10m下の川岸に、松尾さんが頭から血を流した状態で倒れていて、その場で死亡が確認されました。

 警察は死因を頭部打撲による頭蓋内損傷と発表、引き続き転落前後の経緯などを調べています。