11月2日の「宇部まつり」の成功を願って、山口県宇部市の神社に石炭をモチーフにした餅が奉納されました。

30日、宇部市の中津瀬神社で地元の人たちが餅をつきました。

かつて「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭に見立てて、竹炭の粉を練り込んだ「石炭餅」です。宇部まつりの安全を願って中津瀬神社に奉納しました。

曳山事業実行委員会 茂山 守委員長
「今まで引き継いでくれた先人たちの思いを大事にして、祭りが大成功に終わることを期待しています」

「宇部まつり」はまちが石炭で栄えた1930年代の「炭都祭」が起源です。

11月2日に開かれ、パレードでおよそ2000個の石炭餅が沿道の人にふるまわれます。