熊本空港とJR肥後大津駅を鉄道でつなぐ、空港アクセス鉄道について県とJR九州は、上下分離方式を採用することで合意したと発表しました。
木村敬知事「空港アクセス鉄道の整備と、これを支える豊肥本線輸送力強化について、前向きかつ真剣な協議を重ね、共に取り組んでいきましょうという大筋合意になりました」
31日、県とJR九州は空港アクセス鉄道の運営について、上下分離方式を採用すると正式に発表しました。
「上」にあたる鉄道をJR九州が運行し、「下」にあたる線路や駅舎などの管理を県が主体の第三セクターが担います。

また、アクセス鉄道とつながるJR豊肥線についても、快速列車の導入など、輸送力の強化に向けて県も費用を負担し、JR九州と協力することが表明されました。
JR九州 古宮洋二社長「利用しやすい魅力のある豊肥線を目指していきたい。今後とも熊本県と密接な関係でいい鉄道を作っていきたい」
空港アクセス鉄道について県とJR九州は2034年度末の開通を目指しています。
 
   
  













