沖縄県への修学旅行で、長野市内の県立高校の生徒などが腸管出血性大腸菌=O157に集団感染した問題で、原因は、糸満市のレストランが提供した弁当とみられることが分かりました。

沖縄県によりますと、弁当を提供したのは糸満市のレストランで、長野市の生徒などは17日の昼に訪れていました。

長野市の高校では生徒と教職員合わせて41人に腹痛や下痢などの症状があり、そのうち、8人からO157などが検出されました。

また、レストランが食事を提供した東京など3つの都と県からの修学旅行でも集団感染が発生。

沖縄県は29日付けで、O157による食中毒と断定し、レストランに営業禁止処分を出しました。