強い寒気が流れ込んだ影響で29日の愛媛県内は、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

(河野未来アナウンサー)
「松山市平和通りです。この通りのシンボルともいえるイチョウの木が鮮やかに色づいています。冬の気配を感じますね!」

29日朝の愛媛県内は、大三島で10月の観測史上最も低い、5・5度でした。
このほか久万高原で1.8度、松山9・1度など、県内15の観測地点のうち11の地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

(市民)
「けさは寒かった。ぶるぶるっと震えて。お布団から出るのがすごく億劫でした。秋がなくていきなり冬が来たって感じ」

県内外の観光客が訪れる道後商店街。
土産物店で販売するスイーツの売れ筋にも変化がみられます。

(店員)
「ソフトクリームがよく売れるんですけど、この時期だと秋なので、温かいリラックマ焼き(人形焼)が売れます」

飲食店もあったかグルメの人気が高まってきました。

(店員)
「今は寒くなってきたので、なべ焼きうどんが今までよりたくさん出るようになりました。ほかのメニューでもつゆしゃぶやロールキャベツべとか、温かいものが出るようになりました」

ただ、日中は各地とも20度前後まで気温が上がり、過ごしやすい陽気となりました。
まちでも上着を手に持つ人や薄着姿が目立ちました。

(市民)
「今は暖かい、朝は寒かった」
Qコーヒーはホット?アイス?
「どっちにしようかなと思ったんですけど、日差しが暖かいですからアイスで!」
「日差しもきついですね。日傘を持とうか悩んだんです。暑いです。日差しが出ると気温が上がるので気温差がすごい」

気象台によりますと、この冷え込みは30日まで続く予想で引き続き朝晩の寒暖差に注意が必要です。