陸上自衛隊・健軍駐屯地への長射程ミサイルの配備をめぐり、共産党のトップが、熊本県に申し入れました。

熊本県庁を訪れた共産党の田村智子委員長です。

昨日(10月28日)に健軍駐屯地周辺を視察した際、「周囲の環境から改めてミサイル配備は危険性が高いと感じた」とした上で次のように述べました。

共産党 田村智子委員長「市民から『対面式の説明会を開いてほしい』『個別の質問に対して直接防衛省が答えてほしい』と強く要望された」

田村委員長は、県が主体となって国に説明会を開催するよう求めてほしいと申し入れました。

これに対し県は「県民への説明の方法などについては国が判断すること」とし、「文書や会見での説明を求める予定は今のところない」としました。

共産党 田村智子委員長「長射程ミサイルは日本のどこにおいてもそこが危険な攻撃の対象になる、なりかねないということで反対。まさにこれまでの専守防衛という立場を投げ捨てた大軍拡は、日本の安全そのものを脅かすということを繰り返し強調しておきたい」