小泉防衛大臣はアメリカのヘグセス国防長官と初めて会談し、政府の目標を前倒しして防衛費の増額に取り組む方針を伝えました。

小泉進次郎 防衛大臣
「将来の日米同盟の具体的な姿について率直に議論をして、大変実りのある会談になりました。世界で最も偉大な同盟として、日米がインド・太平洋地域の平和と安定のための責務を果たしてまいります」

会談では、小泉大臣から日本政府が▼安全保障に関する3文書の改定や、▼政府の目標を前倒しして防衛関連費の増額に取り組む考えをヘグセス長官に直接伝えたということです。

アメリカ ヘグセス国防長官
「先日、高市総理が日本の防衛費増を意欲的に示されたことを嬉しく思っております。これは大きな一歩、速やかに実行されることを期待しています」

ヘグセス長官はこのように述べた一方、「日本に何かを要求したことは一切ない」と強調しています。

また、防衛省によりますと、小泉大臣はヘグセス長官に対し、自身の出身である横須賀名物のジャンパー、いわゆる“スカジャン”をプレゼントしたということです。