28日、クマが目撃された石川県小松市の山間部では、29日朝も警察や消防などがパトロールに当たり、住民に注意を呼びかけています。


小松市那谷町では28日、体長1メートルほどのクマが住宅裏のカキの木に登っているところを住民が目撃しました。クマはその後、茂みに入って行ったとみられ、けが人はいませんでした。

近くの那谷小学校では、普段からクマよけの鈴を付けて集団で登下校していて、29日朝は防犯ボランティアに見守られながら児童が学校へ向かいました。


●那谷小学校・中裕美校長
「クマと共存している意識も高い。近年街の近くまで来ていることも聞く。気を付けていきたい」

現場は那谷寺近くの山沿いの住宅街で、警察や消防などがパトロールに当たっています。