札幌市東区の納骨堂が中に遺骨を残したまま閉鎖されている問題。建物を所有する不動産会社と札幌市が今後の対応を協議しました。
札幌市東区の納骨堂「御霊堂元町(みたまどうもとまち)」を運営する宗教法人「白鳳寺(はくほうじ)」が経営難に陥り、代表は、10月下旬遺骨が残る納骨堂を閉鎖したまま姿を消しました。
その後、御霊堂元町のホームページもひっそりと閉鎖されました。8日、納骨堂を訪れると…。
記者リポート
「東区の御霊堂元町に来ています。こちら入口ですが 、依然鍵がかかったまま閉鎖されています。そして利用者の方でしょうか、花が手向けられています。入口の奥には電気会社やガス会社からの請求書も放置されたままとなっています」
納骨堂の建物と土地は、2021年11月に差し押さえられ、2022年8月、札幌市の不動産会社が競売で落札していますが、この会社も鍵がないため、現在、中に入ることはできません。
8日は雪が降りしきるなか、不動産会社の関係者が建物の周りの雪かきに追われていました。
建物を落札した不動産会社
「強制執行して建物から納骨檀がなくなると、納骨堂としての体裁を失う。利用権だけでも守りたい」
11月の会見で、不動産会社は納骨堂の事業を継承する意向を示していました。
そして、7日、納骨堂を所管する札幌市の担当者と不動産会社が面会し、今後の納骨堂の運営や利用者への遺骨の引き渡し方法などについて双方の考え方を共有したということです。
札幌市は白鳳寺の代表が不在のなかで、利用者に遺骨を返すため、法律の範囲内でどのような方法があるのか引き続き検討するとしています。
10年以上、納骨堂を利用してきた男性は…。
納骨堂の利用者
「12月24日(父親の)1周忌なんですよ。遺骨も引き下げられないし見通し全くつかない状態。とにかく納骨堂、新しいところ探すに探せないから困っている。はっきりしてくれないと」
利用者は1日も早い事態の解決を望んでいます。
12月8日(木)「今日ドキッ!」
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