米の高騰などにより、朝食の「米の代替」としても注目される「ヨーグルト」。その進化は凄まじく、“醤油とネギ”で食べるものまで登場しています。
“もっちり”人気で出荷数「10倍以上」
『Jミルク』(東京・千代田区)の調査では、2024年11月~25年1月の冬の3か月で「ヨーグルトの消費量」は10%アップ(前年同月比)。

一般社団法人Jミルク 専務理事 渡辺 裕一郎さん:
「インフルエンザの流行が2024年は過去最高レベルだったこともあり、ヨーグルトの“免疫力・抵抗力を高める”という機能が注目された」
寒い季節にも人気が高まる「ヨーグルト」。
そこで、400種類以上を食してきた専門家に最新のトレンドを教えてもらいました。

ヨーグルト研究家・阿部花映さん:
「これまでは機能性での差別化が主流だったが、最近は“食感”にこだわったヨーグルトが出てきて“もっちり系”が人気」
阿部さんが「もっちりと言えばコレ。ほかのヨーグルトにはなかなかない」とおススメなのは、岩手発の「プレミアム湯田ヨーグルト」(YUDAミルク/800g・970円)

THE TIME,マーケティング部 坂ノ上 茜部員:
「すくっただけで“もっちり感”がわかる。もっちり濃厚なんだけど、甘すぎずスッキリとした味わい」

市販のヨーグルトの多くが「粉乳」を使用するのに対し、湯田ヨーグルトは、100%岩手県産「生乳」を使用。それを低温でじっくり長時間発酵することで、独特のもっちり食感になるのだといいます。

出荷数はここ3年で「約10倍以上」と大人気で、10月からは「のむ湯田ヨーグルト」(1000ml・538円/500ml・322円)も登場しています。

坂ノ上部員:
「濃厚だけど、すごくスッキリしていてほんのり甘さもあって飲みやすい」
「絞りだせるほどの」もっちりさ
ヨーグルト研究家の阿部さんが「もはやクリーム。衝撃でしばらく言葉がでない」と推すのは、9月に発売された「カスピ海ヨーグルト リッチモ プレーン」(フジッコ/900g・1026円)

口栓付きパウチ入りで、まるで濃厚なクリームのように“絞りだせるほどのもっちりさ”が特徴です。

坂ノ上部員:
「ぎゅーっと押さないと出てこないくらい。ホントにモッチモチで酸味も少なくて生クリームのような舌触り。すごくなめらかな食感でかなり食べ応えがある」

北海道産の生乳で作られた生クリームを配合し、ミルクの甘味で「無糖なのにまるでスイーツを食べているような」味わい。そのまま食べるだけではなく、生クリームの代用としてもオススメです。















