将棋の藤井聡太七冠が勝てば3連覇、負ければ六冠に陥落となる王座戦五番勝負の最終局。地元、瀬戸市の応援も熱を帯びています。

3連覇を目指す藤井聡太七冠が同学年の伊藤匠叡王の挑戦を受ける、王座戦五番勝負は、ここまで2勝2敗のタイで、きょうの第5局で勝った方がタイトルを獲得します。

先手は振り駒で伊藤叡王に決まり、きょう午前9時から始まりました。

会場の山梨県甲府市の常磐ホテルは、去年の叡王戦で藤井七冠と伊藤叡王が最終局を戦った場所で、八冠を独占していた藤井七冠が挑戦者の伊藤叡王に敗れ、タイトルを初めて失いました。

同じ場所で迎えた大一番で、藤井七冠が借りを返して3連覇するか。伊藤叡王が初めての王座を獲得し「二冠」になるか。ライバルの2人が選んだきょうの勝負めしは共に「カレーうどん御膳」。

提供：日本将棋連盟

カレーうどんには、カツオ出汁の和風ポークカレーが使われています。

そんな勝負めしに匹敵するほど、藤井七冠にとって大きな力になるのが地元 愛知県瀬戸市の皆さんです。

（弓削はな記者）
「瀬戸市の商店街では、藤井七冠の防衛を願ってくす玉が用意されています」