釧路湿原周辺でのメガソーラー建設を巡り、北海道は事業者が今後行う予定の土壌調査の結果がわかるまで、工事を停止するよう行政指導したことを明らかにしました。

大阪の「日本エコロジー」は、釧路市北斗に約6600枚の太陽光パネルを設置する計画です。

道は、土壌汚染対策法に基づき、事業者に工事の届け出を提出するように指導し、10月5日に受理していました。

加えて、土壌汚染の有無を確認するため事業者に対し、約4.7ヘクタールにわたる土壌調査を求めるとともに、22日付で調査結果がわかるまで、工事の停止を行政指導しました。

北海道環境生活部 環境保全局 阿部和之局長
「もし調査をして汚染が確認されれば、浄化をしたりだとか適切な措置を取っていただく」

道によりますと、事業者は工事の停止に従う意向を示していますが、調査終了の時期は示されていないということです。