総社市の特産品である山手地区で栽培された「セロリ」の収穫が始まり、今朝(8日朝)採れたばかりのセロリが市長に届けられました。




山手セロリ・メロン生産組合の劒持組合長らが総社市役所を訪れ、片岡市長に今シーズンの出荷開始を報告するとともに、今朝採れたセロリを届けました。

山手地区はかつて100軒ほどがセロリを栽培する西日本屈指の産地でしたが、後継者不足で今は4軒になってしまいました。しかし、山手のセロリを絶やすまいと、生産組合が品質にこだわった栽培に取り組んでいます。


(大森保彦記者)
「生で食べられるんですか」
(生産者)
「はい、食べてみられますか」

(大森記者)
「歯ごたえがシャキシャキして甘いですね」

(山手セロリ・メロン生産組合 劒持孝明組合長)
「臭みがあまりないのが山手の特産です。味は変わらずおいしいです」

(片岡聡一総社市長)
「セロリをもう1回復活させようということで立ち上がってくれたので、総社市山手復活にしていきたいですね」

山手地区のセロリの収穫は来年4月まで行われ、約38トンの出荷を予定しています。