高知県仁淀川町で25日、流しそうめんの距離で世界記録を目指すチャレンジが行われ見事、快挙を達成しました。
清流仁淀川が流れる仁淀川町で25日に行われたのは、流しそうめんの距離のギネス世界記録に挑戦するイベントです。町民でつくる実行委員会が、町の創立20周年に合わせて町を盛り上げようと企画しました。流しそうめんのコースは、町内で伐採したおよそ1000本の竹を使い、2週間かけて設営しました。

これまでの世界記録は、4031.76メートルです。記録更新の条件は、スタート地点で流したひとつかみのそうめんのうち25グラム以上がゴールまで流れ着くことです。ギネス世界記録公式認定員と町民が見届ける中、およそ1時間後…。

「1本目、すごいことになってる」
「そこにある」

その後も次々とそうめんがゴールに流れ着き…。

(ギネス世界記録 公式認定員)
「現行記録の4031.76mを上回る、4133.59mで見事、ギネス世界記録達成です。おめでとうございます」

これまでの記録を100m以上更新。ゴールには、約2020グラムのそうめんが流れ着きました。

(流しそうめん ギネス世界記録挑戦実行委員会 竹村匠平 委員長)
「人口が減ったとか若者がおらん、みんな出ていくっていう町かもしれないが、世界一をとれるっていうのは証明できたと思う」

世界記録への挑戦を通して、町は一体感と達成感に包まれているようでした。
(訪れた人)
「想像以上に盛り上がって町が一つになっている感じがしていい時間を過ごせた」(訪れた人)
「成功するとは思わんかった、最初は。すごい!」

流しそうめんで世界一の称号を手にした仁淀川町。町にとって特別な一日になったようです。














