福島県双葉町で12年ぶりに開かれる「双葉ダルマ市」に向けて、ダルマ作りが最盛期です。

「双葉ダルマ」を作っているのは、双葉町からいわき市に避難しているJA福島さくら女性部協議会双葉支部の部員たちです。
「双葉ダルマ」は太平洋をイメージした青の縁取りが特徴で、町の花「サクラ」が描かれています。

「双葉ダルマ市」は、江戸時代から続く伝統行事で、震災の翌年からは、避難先であるいわき市の仮設住宅で続けられてきましたが、今年8月に町の復興拠点の避難指示が解除されたことを受けて、来年1月、12年ぶりに町内で開催されます。

JA福島さくら女性部協議会双葉支部・石田恵美副会長「皆さんがダルマ市に来てくれて、顔を見ることが出来るのが一番楽しみです」