若い技能者の技術を競う「技能五輪全国大会」の洋裁部門で、岡山市の専門学校で学ぶ2人が「金賞」と「敢闘賞」を受賞しました。


「洋裁職種、金賞、森莉菜殿。おめでとうございます」

金賞の森莉菜さんと、敢闘賞の高本真奈美さんが、岡山ビジネスカレッジで受賞を報告しました。技能五輪全国大会は、23歳以下の若手技能者が日本一を競うもので11月に行なわれました。


2人が入賞した「洋裁職種」の課題は、2日間、計10時間で1つのジャケットを縫い上げるものです。


正確に細かく縫うこと、左右対称に仕上げることなどはもちろん、安全できれいに作業ができているか、なども採点のポイントだといいます。


(金賞(1位)岡山ビジネスカレッジ ファッションアドバンス科3年 森莉菜さん)
「今回金賞を獲らせていただいたんですけれど、まだ縫ったことがないものもたくさんあるので、いろんなものをこれからも作って、自分の技術をどんどん高めていきたいなと」


(敢闘賞(4位)岡山ビジネスカレッジ ファッション学科1年 高本真奈美さん)
「毎日必死に頑張っていたので、すごくうれしかったです。自分のためにも学校や家族のためにも、頑張っていきたいなと思っています」


岡山ビジネスカレッジは、6年連続で在校生が入賞していて、「学生たちが業界を引っ張る人材になれば」と話しています。