福島県飯舘村の養鶏場で採卵用に飼育されていたニワトリから高病原性鳥インフルエンザが確認され、県は8日、この養鶏場の10万4000羽の殺処分を進めています。

高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは、飯舘村の養鶏場です。この養鶏場では8日から県の職員およそ1300人を動員し、24時間態勢で10万4000羽の殺処分が進められています。

また、県は感染拡大を防ぐため、この養鶏場から半径3キロ以内で飼育するニワトリ17羽の移動を制限したほか、10キロ以内で飼育するおよそ157万羽はエリアからの運び出しを制限しています。

県は、死んだ野鳥を見つけたら素手で触らず、県や市町村に連絡するよう呼びかけています。