本格始動2日目の高市内閣。きょう、鈴木農林水産大臣は自らを農水省出身の「生え抜き大臣」と称し、物価高対策として、「コメ券」などの支援をあすにでも行うべきとの考えを示しました。
鈴木憲和 農林水産大臣
「地方に配る重点交付金というのが、これから中身も含めて、規模感も含めて検討します。お米も含めてどういった手当をすべきか、そして、どういった方にちゃんと行き届くように手当をすべきか、すぐにあすにでも対応すべき話だというふうに私としては認識をしております」
テレビ各社の共同インタビューで鈴木農水大臣はこのように述べ、物価高に対応する経済対策のひとつとして、「コメ券」などの導入を改めて示しました。そのうえで、「最大限早く届くよう努力する」と強調。
コメ価格が高止まりするなか、支援の対象については▼出費が多い子育て世帯や、▼年金で暮らす高齢者などを「必要な人」としてあげました。
政府はこれまで、価格が高止まりしていることに対応する形で備蓄米を放出してきましたが、鈴木大臣は「放出すべきだったのは去年の春先から夏にかけてで、量の不足に対応するべきだった」と指摘。「『コメ券』などの対策のほうがスピーディーだし、必ず届けられる」との考えを強調しました。
一方、小泉前大臣が自らを「コメ担当大臣」と称していたのに対し、鈴木大臣は農水省出身などから「生え抜き大臣」と表現しました。
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