新曲「星座の娘」
箏曲「星座の娘」は、星々の煌めきをイメージさせる高音の細やかな連なりから始まります。
前奏の後、永瀬清子さんの詩「星座の娘」をRSK山陽放送の小林章子が朗読しました。
「花咲かうとする蜜にみちた熱意」や「唯一の重力を信じて下へ!」など、永瀬さんの力強い言葉に、箏の芯のある響きが寄り添います。
後奏は、重力や引力を感じさせる低音が、永瀬さんの心の葛藤を表しているようでした。
箏の演奏歴50年以上の景子さんは、作曲についてこう話しています。
(箏曲家 景子さん)
「タイトルだけ聞いた時には神話に寄った柔らかな美しい詩なのだろうと思いました。
ですが、読み深めると、それは重力があり苦しみがあり意志があり光がある、とても力強い詩でした。
言葉に託された想いに寄り添う音楽を創りたいと思いました」














