読書時間が長い子どもほど語彙力・読解力が高い
また、子どもの語彙力と読書時間には相関関係があり、読書時間が長い小3・小6・中3の子どもほど語彙力の得点が高い傾向にあることも判明しました。
読解力については、中3・高3ともに「5〜15分」「30分」程度の読書をする層の得点が高いという結果が出ています。
保護者の影響も大きく、「自分の能力を高めるための勉強をしている」保護者の子どもは読書をしない比率が48.9%であるのに対し、そうでない保護者の子どもは56.0%と高くなっています。
また、家庭で「本や新聞を読むこと」の大切さを伝えている保護者の子どもは読書をしない比率が44.0%であるのに対し、伝えていない保護者の子どもは67.9%と顕著な差が見られました。
この調査結果は、10月27日から始まる読書週間に向けて発表されたものです。