緊急車両に似せた赤色灯やサイレンを車に取りつけた状態で石川県小松市の国道を走行したなどして、警察は野々市市に住む20歳の大学生を書類送検しました。
野々市市に住む20歳の男子大学生は、9月2日の午後3時20分ごろ、車の屋根とフロント部分にパトカーのような赤色灯やサイレンを取り付けた状態で、小松市木場町の国道8号を法定速度を超えるスピードで走行した疑いがもたれています。
警察によりますと、男子大学生は、今年6月から8月までの間に、インターネットでランプやサイレンを購入し、親族が経営する会社が所有する車に自分で取り付けたということです。
警察は、男子大学生を不正改造と速度超過の疑いで20日、書類送検しました。調べに対し、「パトカーの赤色灯がかっこいいと思って改造した」と容疑を認めているものの、速度違反については否認しているということです。
男子大学生は、今年8月にも改造した車で白山市内を走っている所を警察に止められ、任意同行を求められたものの、そのままサイレンを鳴らして信号無視を繰り返しながら走り去ったということで、警察が余罪を追及する方針です。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









