19日午後、高知市で、緊急走行で追跡中の車が、信号無視をしながら逃走し、パトカーと接触する事故があり、運転していた男が逮捕されました。

逮捕されたのは高知市の無職の男(33)です。警察の調べによりますと、19日午後2時前、高知市の路上で、パトカーが110番通報を受け探していた車を発見。停止を求めたものの応じなかったため、緊急走行で追跡しました。

その後、車は信号無視をしながら逃走。途中、行き止まりとなりUターンした際に、パトカーと接触する事故を起こしました。しかし、車は事故後も逃走を続け、約5キロ逃走したところで再び行き止まりとなり停止。運転していた男は道路交通法違反の疑い(信号無視)で現行犯逮捕されました。
警察は、高知市内の宿泊施設で無銭宿泊をしたとの110番通報を受け、通報者から聞いていた車のナンバーを警ら中のパトカーに伝え探していたところ、車を発見。停止を求めたものの、逃走したということです。
調べに対し、男は「パトカーから逃げるために信号無視をした」と、容疑を認める供述をしているということです。警察は緊急走行について「適正であったと考えている」としています。