親を亡くすなどした子どもたちを支援する「あしなが育英会」の募金活動が、愛媛県松山市の伊予鉄道松山市駅前で行われました。

19日の募金活動には「あしなが育英会」から奨学金を受ける学生ら7人が参加しました。

会によりますと、物価高騰などを背景に高校生向けの申請が増えているということです。

今年度は過去2番目に多い3217人(うち愛媛49人)が申請したものの、そのうち4割、1339人(うち愛媛21人)が採用されませんでした。

(あしなが学生募金事務局 石脇茉青さん)
「奨学金によって進学の夢を諦めないでいいんだという、前向きな気持ちを持てている。困っている子どもたちの存在を知っていただきたいなと思っている」

あしなが育英会の募金活動は、次の土日も行われます。