旧統一教会などの被害者を救済するための法案の審議で、岸田総理は、法人などへの寄付が困惑しているときに行われたと、のちに立証できれば、全額取り消しが可能だとの認識を示しました。
岸田総理は、困惑した状態で法人側と交わした念書は「無効となり得る」との認識を示したうえで、寄付した時に困惑しているか判断できない状態でも、脱会後に「当時は困惑していた」と立証すれば、全額取り消しが可能であるとの認識を示しました。
きょうは衆議院の委員会に参考人として大学院の教授と弁護士を招致し、審議が行われます。
複数の関係者によりますと、法案に盛り込まれたいわゆる「配慮義務」をめぐって、きのう自民党の茂木幹事長と立憲民主党の岡田幹事長が会談するなど調整が続いていて、今週土曜日の会期末までに法案が成立するかは不透明な状況です。
注目の記事
忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】









