女性職員に対し、後ろから抱きついて体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、高知医療センターの科長が停職9か月の懲戒処分を受けました。

停職9か月の処分を受けたのは、高知医療センターの薬剤局に勤める科長です。高知医療センターを運営する高知県・高知市病院企業団によりますと、科長は2025年9月までの間、2人きりの状況で、女性職員の胸や尻などを複数回触ったほか、周りに人がいる状況でも、後ろから抱きついて胸を触ったということです。

職員から上司への相談で科長の行為が発覚。病院企業団は聞き取りの結果、「極めて悪質なわいせつ行為で、著しい精神的苦痛を与えた」として、セクハラと認定。科長を停職9か月の懲戒処分としました。