JR大村線の線路に自転車を放置して列車の運行に危険を生じさせたとして電汽車往来危険の疑いで逮捕された男が17日、送検されました。送検されたのは佐賀県伊万里市の代行運転手の男(53)です。
警察によりますと男は先月29日の午前5時ごろ、頃佐世保市崎岡町にあるJR大村線の線路に自転車を放置して、回送列車に接触させる事故を起こし、列車の運行に危険を生じさせた疑いが持たれています。
警察は16日、男を電汽車往来危険の疑いで緊急逮捕し、17日午後、長崎地検佐世保支部に身柄を送りました。
警察の調べに対し、男は「自転車を置いた事実はありません」と容疑を否認しています。
また、放置されていた自転車は現場付近に住む20代の女性のもので、事件前夜から朝までの間に無くなっていたということです。
警察は男が持ち出した可能性もあるとみて関連を調べています。