明治後期を彩る日本画作家の優れた作品を一堂に集めた展覧会が、17日から富山市で開かれています。

県水墨美術館できょう開会したのは横山大観など明治後期の日本画作家の作品を集めた展覧会です。

会場には現在の日展の前身にあたる「文展」などで入選、入賞したものを中心に、明治後期に活躍した作家ら43人の作品が展示されています。

こちらは、富山で売薬版画の下絵制作などに携わった絵師の兄弟、尾竹竹坡、国観の作品。当時の暮らしぶりや衣装の細部まで細やかに表現されています。

この展覧会は、前期は11月16日まで、後期は一部作品を入れ替えて、11月18日から12月14日まで開かれます。