名古屋市はことし8月に起きたシステム障害の影響で、245人分のマイナンバーカードが失効したと発表しました。

失効したのは、ことし8月12日に区をまたぐ住所異動の届出などを行った名古屋市民245人分のマイナンバーカードです。
名古屋市は「住民基本台帳」ネットワークのソフトウェアを更新しましたが、その際に委託業者による設定漏れがあり、8月12日に国のネットワークとの間で一時データを連携できなくなりました。

そのため、情報が連携できなかった245人分のマイナカードが、60日後の10月14日に失効しました。
カードが使えないことに気づいた市民からの情報提供で発覚したということで、名古屋市は個別に連絡し、再発行の手続きを依頼しています。