ミャンマーで実権を握る軍事政権のトップは15日、今年12月に予定している総選挙について、治安情勢を理由に「全国規模の選挙はできない」として選挙区を限定したうえで、2段階にわたって実施すると表明しました。
ミャンマーで2021年にクーデターを強行した軍は、今年12月下旬に民政移管のための総選挙を行うとしていますが、軍に抵抗する民主派や少数民族の武装勢力との間で激しい戦闘が続いています。
こうしたなか、ミャンマー軍のミン・アウン・フライン総司令官は15日の演説で、治安情勢などを理由に「全国規模の選挙はできない」と述べました。
総司令官はまた、選挙区を都市部などの一部地域に限定し、2段階にわたって実施するとしたうえで、新政権が発足したあとに補欠選挙を行う方針も示しました。
ロイター通信によりますと、軍事政権はASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国に選挙監視団の派遣を要請していて、今月26日からマレーシアで開かれるASEAN首脳会議で協議される見通しということです。
ミャンマー軍による総選挙をめぐっては、アウン・サン・スー・チー氏率いる民主派政党が排除されていて、欧米諸国などからは「軍政統治を正当化するためのみせかけの選挙だ」との批判が相次いでいます。
注目の記事
「生き地獄から解放されたい」元検事正からの性的暴行訴えた女性検事を苛む『二次被害』の実態は 職場で実名拡散…生きがいの仕事に辞表

結婚式の舞台は村全体 人口約630人 過疎化が進む村で途絶えかけていた『村総出のおもてなし』 山梨・小菅村

かつて「死の病」と呼ばれ…20年前HIVに感染した男性の今 1日2粒で“普通の生活”できるのに消えない偏見 「性的接触あれば、誰もが感染リスクある。検査し早期発見を」

水深1200mに“大きな白い眼” 新種「オオメダマヨコエビ」発見の裏側…「名前がないと絶滅すら分からない」33歳研究者が「深海の小さな生き物」を追う理由

「それしか道はないの? 私はもうお断りします」 82年前に台湾疎開、難民となった池間キヨ子さん(93) 現代の “有事” 懸念に… #あなたの623

「片手音楽の魅力を知っていただけたら」局所性ジストニアと向き合う音大院生が目指す芸術









