長崎市新戸町の簡易郵便局で、地元に暮らす障がい者アーティスト・山口亮さんの作品展が開かれています。

テーマは「地域への恩返し」。郵便局に隣接するスペースが個展会場です。

布をキャンバスに様々な色のアクリル絵の具を使い、のびのびと描かれた作品の数々。

描いたのは、この地域で生まれ育ち、今も暮らす山口亮さんです。
「上戸町好きね。そこの薬局屋さんとそこの売店屋さん、あいさつしたりするね散歩の時」

亮さんは高校時代から絵を描き始め、パラアートのコンクールで受賞を重ねるなど活躍しています。今回、これまで亮さんを見守り、サポートしてくれた地域の方に作品を見てもらい、感謝の気持ちを届けたいと個展を開きました。

母・山口ひとみさん「『たんぽぽ少年』って呼ばれてたみたいです、小さい頃。道に咲いてるたんぽぽを、おばちゃんたちに、はいって。『あ!私ももらってました!』とか言われて。ここの地域の方、すっごく優しいなと思って」

優しい亮さんからの恩返しー。

保育園の園児「このまるいかたちとかきれい」

山口亮さんの個展は、長崎市新戸町簡易郵便局に隣接する「ポストのとなり」で、10月17日まで開かれます。