高速道路の対面通行区間で車同士が正面衝突する事故が後を絶ちません。こうした中、国土交通省と警察は、対策を検討するため今年7月に死亡事故が起きた愛媛県宇和島市内の現場で14日夜、合同で点検を行いました。
点検が行われたのは、宇和島市津島町高田の松山自動車道、新松尾トンネルです。
片側1車線ずつの対面通行区間で、中央分離帯はなく道路の真ん中に車線を区切るポールが設置されています。
このトンネルでは、今年7月17日、上り車線を走っていたトラックと反対車線の軽乗用車が正面衝突し、軽乗用車を運転していた当時55歳の男性が死亡しました。
また、この3日前には徳島自動車道で、トラックと伊予鉄バスの高速バスが正面衝突し、バスの乗客の女性とトラックを運転していた男性が死亡、12人が重軽傷を負いました。
トラックのタイヤが破裂し、対向車線にはみ出したとみられています。
点検では、道路を管理する国土交通省大洲河川国道事務所の職員と県警高速隊の隊員が、道路や設備の状況などを確認しました。
国土交通省の担当者は、事故のリスクとして、トンネル内が愛南町側から宇和島市内に向かって、3パーセントの上り勾配になっていることなどをあげました。
(国土交通省大洲河川国道事務所・河原研治副所長)
「現地にきてカーブ区間だったり勾配がついていたりがはっきりわかったので、そういった所も含め対策に役立てたい」
国土交通省と警察は、点検の結果を踏まえ、事故を防ぐ対策を検討することにしていますが、こちらのトンネルは、構造上、車のはみ出しを防ぐワイヤロープの設置は難しいということです。
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