ダイナミックな工事に興味深々の様子でした。本庁舎の建て替え工事が進む仙台市役所で10月15日、工事現場の見学会が開かれ、子どもたちが参加しました。

この見学会は、仙台市が小中学生の秋休みにあわせて企画しました。10月15日は市内の小中学生とその保護者、あわせて90人が3つの時間帯に別れて工事現場を見学しました。

工事現場ではダイナミックなクレーンやおよそ200人の作業員が働く姿なども間近で見られ、子どもたちは普段はめったに見られない光景を熱心に見学しました。

小学4年生:
「新しく出来るところが安全で安心だなと思った。(新庁舎ができたら)また見たい」

中学2年生:
「大規模で200人が関わっているので大きいプロジェクトで、さすが県庁(市役所)だなと思った。どういうふうに建てられているのか工程もそうだし、どういう見た目なのかそういうのを見てみたい」

一方、新しい庁舎には免震装置が設置されることになっていて、参加者は勾当台公園に用意された専用の車で免震装置がある場合とない場合の揺れの違いを体験しました。

仙台市本庁舎整備室・藤田考一室長:
「市役所を中心に勾当台や定禅寺が大きく変わろうとしていますので、その辺の関心を期待したいなと思っています」

仙台市役所の本庁舎の建て替えは建物の老朽化などに伴うもので新しい本庁舎は初代の庁舎から数えて、4代目となります。新しい本庁舎は2027年11月に完成する予定です。