自民党の高市総裁と国民民主党の玉木代表が先ほど会談し、高市氏は、今後の両党の連立も視野に総理大臣指名選挙や政策協議での協力を要請しました。
自民・国民民主両党の党首は、きょう午後3時すぎから国会内でおよそ20分間会談しました。会談後、自民党の高市総裁は「一致点の多い政党だ」と述べ、今後の連立も視野に総理指名選挙などでの協力を求めたことをあきらかにしました。
自民党 高市総裁
「政策を本当にスタートダッシュでやっていく。臨時国会でいろんなことを実現していく道筋をつけていく。このためにはやはり、一緒に責任を担っていきたい旨はお伝えをいたしました」
こうした高市氏の呼びかけに対して玉木代表は会見で「連立の打診だと理解している」と受け止めを語りました。ただ、去年、自民・公明と合意した年収の壁の引き上げなどが実現するまでの連立入りについては改めて否定的な考えを示しました。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「いきなり連立ということよりも、まずはこういった信頼関係をしっかり醸成しながら、それができれば様々な協力の形も見えてくるので、まずそれを実施してくださいということを申し上げました」
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