熊本県合志市は、インフルエンザの予防接種を委託している医療機関が、誤って使用済みの注射器を使ったと明らかにしました。
合志市によりますと、10月8日、市外の医療機関で、看護師が76歳の男性にインフルエンザの予防接種をしようと、誤って使用済みの注射針を腕に刺したということです。
看護師が注射針を刺したあとに、ワクチン液が入っていないことに気づき発覚しました。
医療機関の手順では、注射器は使用後すぐに廃棄するようになっていますが、看護師が後で廃棄しようとトレイに戻し、その注射器が使われていました。
男性の体調に異常はなく、感染症も確認されていないということです。
合志市は「個別指導を徹底し、再発防止に努める」としています。