札幌市の丘珠空港について国は、滑走路を現在の1500メートルから1800メートルに延長する案を札幌市などに初めて示しました。
札幌市は、丘珠空港を冬の間も小型ジェット機などを安定的に運用するには、滑走路の延長が必要と主張しています。

さらに、空港の可能性を引き出すため1日70便、年間旅客数を100万人にしようと、2030年を目標に滑走路の延長を国に要望しています。

これに対し、国は札幌で開いた会議で滑走路を300メートル延長して1800メートルにする案を初めて示しました。

一つは滑走路の両端を150メートル延ばすもの。もう一つは南東側に100メートル、北西側に200メートル延ばす案です。

今後、住民などから意見を募り、年度内に計画を取りまとめます。