民間企業や自治体の採用活動が多様化する中、香川県高松市は来年度から「早期募集枠」の新設など、職員採用試験を見直すことを明らかにしました。

大西市長がきのう(14日)の会見で明らかにしたものです。特に土木や建築などの技術職で申込者が採用予定人数に満たない場合があり、人材確保が課題になっているとして、来年度の採用試験では3月に募集を開始する「早期募集枠」を新設します。また、結婚や育児などを理由に退職した人の復職を促す「カムバック採用」の制度を設けるということです。

(大西秀人高松市長)
「いろんな採用形態をわれわれとしても工夫をしながら考えていって、多様で有能な人材を確保していく」

内定辞退を防ぐために、職員が面談などで内定者をフォローをする「リクルーター制度」も設ける考えです。