岡山学院大学と岡山短期大学を運営する岡山県倉敷市の学校法人「原田学園」が、経営の再建に向け理事長の交代に踏み切りました。

(学校法人 原田学園 大山正史新理事長)
「もしも再建できるとしたら私しかいないかなと。老骨に鞭を打ってやってみようかなと」

今月(10月)8日付けで学校法人「原田学園」の新たな理事長に就任したのは、倉敷外語学院の校長を務める大山正史さんです。学園は、運営する岡山学院大学と岡山短期大学が、少子化に伴う入学者の減少で定員割れが常態化していて赤字経営が続いていました。
今回の理事長交代は、経営を立て直し、持続可能な教育機関となることを目指すもので、その機構改革を大山新理事長が主導します。学園では今後、留学生の受け入れ体制の充実や、介護人材を育成する学科の新設などに取り組み、学生の確保を図っていきたいとしています。