12日、B1記録を塗り替える最大32点差を追うゲームを制したレバンガ北海道。

勝利の立役者の一人が、今シーズン電撃加入した日本代表の富永啓生(とみなが・けいせい)選手です。どんな体勢からも正確に放つ3Pシュートを武器に、チーム初のチャンピオンシップ進出を目指します。

開幕節後、8日(水)にHBCが話を聞きました。

富永啓生選手(24)
「3ポイントラインから遠く離れたディープスリーだったりとか、なかなか他の選手は見られないようなところがやっぱり自分の持ち味だと思っている。自分のタイミングであれば入る自信があるので、そこはもう迷わず打つようにしている。」

東京、パリと2大会オリンピックを経験。
さらにW杯やアジアカップなど数々の世界大会にも日の丸を背負って出場してきた富永選手はまさに日本を代表するシューターです。

入団会見(札幌・6月)

富永啓生選手(入団会見・6月)
「一番の最終目標はNBA選手になることは変わっていない。Bリーグは盛り上がっているし、レベルも上がっている中で、自分が活躍することでキャリアのレベルアップにつながると思う」

NBA下部リーグ・Gリーグでプレーをするなど6年間のアメリカ経験を経て、
今シーズンは恩師であるトーステン・ロイブルHCの元でのプレーを選択しました。

富永啓生選手・トーステン・ロイブルHC(右)

富永啓生選手
「楽しむってところが一番にある。シュート後のリアクションなどは見てるファンの人も多分楽しくなると思うのでは意識してやっています。」

Bリーグ開幕前から大注目された富永選手。

4日に名古屋で行われた初戦では、当然ながら徹底的にマークされ、ほろ苦いBリーグデビューとなりましたが、5日の開幕2戦目では20得点をマーク。
3ポイントシュートは1本にとどまるもチームの初勝利に貢献しました。

富永啓生選手
「3ポイントシュートが入らない中でも、あれだけ2戦目で点が取れるっていうところはアメリカに行ってやっぱ成長したところかなと思います。」

富永選手は、本場アメリカの豊富な経験でチームに貢献し、自身もさらなる成長を遂げようとしています。

富永啓生選手
「オフェンスのやっぱ破壊力は本当に多分リーグを全体を見てもすごく高いと思うのでそこら辺は他のチームに負けてないかなと思います。もちろん大型補強と言われてますし、勝つために必要なタレント力はついてきてると思うのであとはそこがうまく噛み合ったときに、本当に強いチームっていうのがで出来上がると思います。」

チームは開幕から4試合が終わり、3連勝中。
いよいよ18日(土)19日(日)に迫るホーム開幕。
日本を代表するシューターがホーム・北海きたえーるで暴れまわります!

富永啓生選手
「オフェンスはもう間違いなく期待されてるというかそこが自分の役割であるので本当にチームを引っ張って今シーズンの目標ってところにいけるようにそこは責任感を持ってやっていきたい。まずブースターに勝ちをしっかり届けたいので、目標達成に向けてホームではもう絶対に負けていられない。そこは自分らしく3ポイントシュートでチームを引っ張って勝利に貢献できるように頑張ります。」