北海道の火山対策の専門家会議で噴火警戒レベル2が続く道東の雌阿寒岳(標高1について「引き続き注意が必要」との見解が示されました。
14日開かれた道の火山対策の専門家会議では、大学の研究者や関係機関の担当者など70人余りがオンラインで参加し、道内の火山活動の現状について話し合いました。

・札幌管区気象台の担当者
「(雌阿寒岳では)火山活動の活発な状態が続いている」

このなかで、9月小規模な噴火があり噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた雌阿寒岳については、「地熱や噴煙の勢いは鈍化しているが、地震活動は続いていて引き続き注意が必要」との見解が示されました。