公明党の連立離脱に揺れる自民党。きょう、党所属の全ての国会議員を対象とした懇談会を開き、高市総裁は「連立離脱は私の責任だ」と陳謝しました。動揺は収まるのでしょうか。
笑顔を見せながら会場に入る高市総裁。午後、開かれた「両院議員懇談会」では公明党が突然、連立離脱にいたった経緯などについて説明し、意見を交わしました。終了後、高市氏は。
自民党 高市早苗 総裁
「今回の(公明の)連立離脱は私の責任でございますので、皆様におわびを申し上げました。首班(総理)指名の瞬間ギリギリまで私自身もこの3日間、連休の間も作業を続けておりましたが、執行部でも手分けをして、一生懸命、合意できる政党と一緒に歩めるように努力をしていくので、多くの国会議員の皆様のお力もお借りしたいし、ご協力を得たい旨を申し上げました」
党内の結束を呼びかけました。一方、出席した議員からは。
自民党 寺田稔 衆院議員
「(Q.高市さんの責任を求める声は)それは少なくともなかったと思います。高市さんの説明を了としたということでございます。公明党さんが離脱したことはもちろん残念なことですが」
出席者によりますと、高市氏を批判する意見は出なかったということですが、気になるのは、やはり「選挙協力」です。
自民党 逢沢一郎 衆院議員
「衆議院選挙で公明党に譲っていた選挙区に自民党の候補を立てるような発言があったけれども、そういったことは良くない、そういうことをすべきではないと」
自民党 丹羽秀樹 衆院議員
「(選挙協力について)総裁から現場でうまくやってとか、現場でやってほしいというメッセージを出してほしいという意見もあった」
不透明になったのは、選挙協力だけではありません。来週予定される「総理大臣指名選挙」の行方も見えなくなっています。
きょう午後、自民・国民民主両党の幹事長が会談し、自民党の鈴木幹事長は総理指名選挙での協力と党首会談を要請しました。さらに、連立についても。
自民党 鈴木俊一 幹事長
「(連立は)それは先方の判断にかかっていると思います。連立という枠組みを作って、そのもとで政治を進めた方がより政治の安定性という意味においては安定感が強いんだと思います」
一方、公明党の斉藤代表はきょう、総理指名選挙の決選投票では野党の候補への投票も排除しない考えを滲ませました。
公明党 斉藤鉄夫 代表
「あらゆる可能性を置いてその場で決める、これが基本です。あらゆる可能性の中から、その時の政治状況の中から判断していきたい」
総理に選ばれるのは高市氏か、野党の統一候補か。駆け引きが続きそうです。
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