きのう夜、羽田空港を離陸した全日空の旅客機が引き返したトラブルで、機体が離陸する際に中心から左側に30メートルほどずれて滑走した可能性があることがわかりました。
国土交通省などによりますと、きのう午後8時半ごろ、羽田空港のD滑走路から離陸し岩国空港に向かったANA639便が、離陸する際に機体前方の車輪と滑走路の灯火が接触した可能性があるとして羽田空港に引き返しました。
国土交通省が滑走路を調べたところ、中心から左に30メートルほどの場所に設置されている滑走路脇の灯火18か所が壊れていたということです。
機体の前輪のタイヤがパンクしていたことから、国土交通省は離陸の際に滑走する位置を間違えた可能性もあるとして詳しく調べています。
D滑走路では今年3月から滑走路の中心にある灯火の一部を順次消して補修工事が行われていて、各航空会社にも共有されていました。
D滑走路では今年4月、日本航空の機体が離陸する直前、滑走路脇の灯火と接触し緊急停止するトラブルが起きていました。
注目の記事
【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線

祖母を殺された小学4年生は今・・・「事件が私の人生を変えた」 山口県連続殺人放火事件から12年 被害者遺族が事件を振り返る

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)
