自民党では午後3時から始まった「両院議員懇談会」が現在も続いています。高市総裁が公明党が連立離脱に至った経緯などについて説明しているものとみられます。自民党本部から中継です。
懇談会に臨む議員からは、公明党との連立解消について「事実を教えてほしい」との声が上がっています。
自民党 井林辰憲 衆院議員
「一致できなかった本当の点は何なのかということも含めて、虚心坦懐に、まずは事実を教えていただきたい」
午後3時すぎから始まった両院議員懇談会はまだ続いていますが、出席者によると、これまでにおよそ20名の議員が発言し、▼総理大臣指名選挙に向けた各党との協議を推進するよう求める声や、▼公明党との26年間の関係を踏まえ、今後も丁寧な対応をするように求める声が上がっているということです。
これまでのところ、高市総裁に対し責任をとるよう求める声は上がっておらず、冷静な受け止めが広がっているようです。
終了後、鈴木幹事長が議論の内容などについて説明する予定です。
公明の離脱によって、選挙協力に加えて来週予定される総理大臣指名選挙の行方も不透明になっています。「挙党一致体制」を訴えてきた高市氏ですが、まずは公明党との連立解消について党内に納得の出来る説明を行うことができるのかが問われています。
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