林官房長官は、イスラム組織ハマスがイスラエルとの間で合意した和平計画に基づき、生存する人質20人を解放したことなどについて、「日本政府として心から歓迎する」と述べ、引き続きガザの人道状況の改善に取り組む考えを示しました。
林官房長官
「人質の解放と停戦が実現したこと、そしてガザ地区への人道支援物資の搬入が再開したことを、日本政府として心から歓迎をいたします」
パレスチナ自治区ガザをめぐる和平計画の合意により、イスラム組織ハマスはイスラエルの生存する人質20人を解放しました。
これを受け、林官房長官は14日、「引き続き関係国と連携し、和平計画の着実な実施を全ての関係者に強く求めていく」と話した上で、日本政府として「ガザの人道状況の改善や早期復旧・復興に関する国際的な取り組みに積極的に寄与していく」と強調しました。
和平計画では、▼ガザの武装解除や、▼戦闘終結後のガザの統治などをめぐる交渉が控えていますが、いずれもイスラエルとハマスの間で意見が大きく分かれてきた課題で、交渉が進展するかが焦点です。
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