老朽化のため、建て替え工事が進められていた北海道稚内市の新しい市庁舎が完成し、13日、開庁セレモニーが行われました。

セレモニーには、工藤広市長をはじめ、関係者およそ100人が出席しました。

新しい庁舎は、地上4階建てで、広さは7階建ての旧庁舎より、ややコンパクトな約6600平方メートル。
総工費およそ61億円をかけて建てられました。


市民が自由に利用できる共用スペースのほか、3日分の燃料を確保した非常用発電機など防災機能も兼ね備えていて、13日は、市民が、市長室や市議会などを見学しました。

稚内市 工藤広 市長
「市民に身近な庁舎として、単に窓口に用事があるというだけでなく、いろんな機会にぜひ交流してさまざまなことをしてほしい」

新庁舎での業務は14日から始まります。