11日夜から12日の朝にかけて、山形市の市街地ではクマの目撃が相次いでいます。
クマは現在も見つかっておらず、市や警察が住民に注意を呼びかけています。

山形市や警察によりますと、きのう午後10時ごろ、南館三丁目地内の店舗の敷地内で、体長1メートルのクマ1頭が目撃されました。

さらにその後、ほぼ同じ時間帯に吉原二丁目地内の路上や南館三丁目地内の路上で、目撃が相次ぎました。

店の利用者は
「びっくりしましたね。まさかこんな所に出るとは誰も思わないですよね」
店の職員は
「職員やお客様の安全にも関わってくることですし、気にしてクマの出没情報は
確認していきたい」
さらに、12日になり、午前7時過ぎに南館で目撃されたあと、あかねケ丘陸上競技場から南におよそ1キロ離れたひまわり公園付近でもクマ1頭が目撃されました。
住民は
「驚きました、まさかこんな町中に。きょう市の広報でなるべく外に出ないように(その情報を聞いて)注意していた」
警察では、クマが活発化する日没から朝方にかけて、パトロールを強化していくとしています。