日本銀行が先月行った調査で、福島県内の景況感は前回の調査よりも小幅に改善したことがわかりました。

日銀福島支店は先月、県内173の企業を対象に景況感に関する調査を行いました。

調査によりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた「業況判断指数」はプラス3ポイントで、今年6月に比べて1ポイント改善しました。

業種別では製造業が2ポイント改善してプラス2ポイントとなり、去年9月の調査以来のプラスとなりました。

日銀福島支店は「県内企業の取引先の企業の対応方針が不透明な状況で、それがどう転じるのか注視する必要がある」としています。